「悲しいことは、話せば楽になるから」と言われて、人生の先輩に話してみたけど、気持ちが軽くなることも、前向きになることもなかった。泣いて、自分の気持ちを吐きだしたけど、それだけ。
「あなたの悲しみはわかるよ。私も過去こういうことがあったから・・・」というのが定石だけど、それによってどれだけの理解になるのだろう。むしろ、そこで聞き役がメインになり、聞いてもらう筈が、聞き役にすり替わってしまう。もちろんそれで相互に理解ができれば効果ありなんだけど、最終的に本来の聞き役が昔話を始めるケースが多い。それでは意味がない。

カウンセリングのノウハウって、勉強してみようかしら、そう思ったことが今日の収穫だろうか。