「花のいのちは短い」って言うけど、花のいのちって何だろう。
ニュアンスとしては、花が咲いている期間のことだと思う。華やかで、人(虫?)を引きつける花が咲いている間が、いのちある時間。でも、それってホント?

花は、植物体としてみるとき子孫の残す器官。花が咲くってことは、子孫を残せる期間と等しい。だから、花のいのちが短いとは、子孫を残す期間が短い、ってことでもあるんじゃないかな。

『オニババ化する女性』とか、子供のいない女性とか、少子高齢化に危機感を持っている人たちは、それぞれに目論見があるんだろうけど、やっぱり子供がいないっていうのは寂しい。お題目とか難しいこと言われなくても、子供のほしいひとはたくさんいて、だけど、体のこととか、人によるそれぞれの事情で子供がいないんだよ。

花のいのちは短い。泣いても笑っても、時間はちゃんと流れていく。私の花は、いろんなことがあるうちにしぼんでしまったのかもしれない。